マウスピース矯正の話
2023年10月7日
こんにちは!シグマ矯正歯科の貞永でございます。
なにかと話題のマウスピース矯正のお話です。
マウスピースを入れるだけでワイヤーを使わずに歯並びが治るなら、手軽だし始めやすいので大変人気があります。
しかしながら、マウスピース矯正は治らないという記事を読んだことがあります。
長い時間入れておかないと効かないので、食事の時以外まめに入れることができなければ、治らないという意味では合っていると思います。
マウスピース矯正で1番メジャーなのがインビザラインです。シグマ矯正歯科ではASOアライナーを採用しております。
どちらもアイテロという3Dスキャナーに対応しておりますが、都度都度スキャンの上模型を作成していくタイプの方が良いと思ってますので、アソアライナーを採用しております。
マウスピース矯正の仕上がりのクオリティの決めては、IPR(*1.)とオートコレクション(*2.)とマウスピースの設計(ドクターサイドの技量)がひとつと、患者さんの使用方法と使用時間が同じぐらい重要になってまいります。
マウスピース矯正の使用方法を正しく伝えていくことにより、より良い仕上がりにしていきたいと願っているシグマ矯正歯科の貞永でございました。それではまた。
p.s.
*1.IPRとはインタープロキシマルリダクションの略語で、歯間隣接面が並んだ時を想定してピッタリと合わさるように形態修正を行う歯の削合のこと。
*2.オートコレクションとは、ぎっしりきつくて歯が並べない状態をIPRでスペースを作ってあげることにより自然に並びはじめること。
部分矯正の話
2023年10月6日
こんにちはシグマ矯正歯科の貞永です。
開業してから26年!患者さんからのリクエストに応えるために、できるようになった矯正治療の一つに部分ワイヤー矯正があります。
最初は上手くできなかったことも今では楽々できるようになりました♪
部分的なワイヤーで治療するため、安くて早いのでとても喜んでいただいてます。
始めた当時は前歯のみのワイヤー矯正だけでは不可能な場合がありましたが、最近はほとんどのケースを治せるようになりました。
矯正歯科医として成長してこれたのが嬉しいのと同時に、シグマ矯正歯科の理念である楽な矯正でもっと矯正治療を身近なものにできたことがうれしいです。
部分ワイヤー矯正を他院で断られた方や、後戻り矯正、お急ぎ矯正などなど、応用範囲も広いので是非、シグマ矯正歯科の初診無料カウンセリングに来てください。それではまた。
p.s.
https://www.sigma-kyousei.net/mtm/
こちらのページもご覧ください。
ボトックス(ボツリヌス注射)の話
2023年10月5日
こんにちは!貞永です。
今回はボツリヌスの話です。
ハチミツの中に微量含まれているボツリヌスですが、赤ちゃんのうちはハチミツは食べさせてはいけないというはよく言われていますが、その原因はボツリヌスが含まれているからです。
大きくなってしまえば薬として使えるのに、神経回路が未発達の場合は毒となってしまうという理由からです。
矯正歯科の場合は美容目的としてではなく、歯並びのためにどうしても仕方なくボツリヌス注射を行う場合があります。
例えば、
- 食いしばりを止める補助として
- オトガイ筋の緊張を緩める補助として
- ガミースマイルの鼻翼付近が口唇を持ち上げてしまう場合の補助として
などがあります。
あくまでも習慣改善の補助として考えてもらえるとボツリヌスの効果が発揮されやすいのでオススメです。
できるだけ楽して、早く、ストレスの少ない矯正治療を目指してシグマ矯正歯科の貞永は治療しております。それではまた。
ブラックトライアングルの話
2023年10月5日
こんにちは!シグマ矯正歯科の貞永でございます。
俗称がブラックトライアングル、正式には鼓形空隙(こけいくうげき)と言います。
矯正治療で歯が並ぶと歯のコンタクトが摩耗していない部分が接触点となります。
そして歯の形が三角形のままでは、歯の重なりがほどけたからといって歯茎が増えるわけではないので、結果的には歯茎が下がったように感じる方も多くいらっしゃいます。
この状態の黒の三角形(ブラックトライアングル)の治療ですが、歯肉へのヒアルロン酸注入しながら歯の形を整えて矯正で動かして、隙間を閉じることができます。
シグマ矯正歯科では積極的に歯肉へのヒアルロン酸注入を行なっているので、症例も多くあります。
歯の形を整えて歯と歯が面でくっつくようにしていくのは削る技術がいるのでこちらもたくさんの症例を治しています。
ブラックトライアングルのない若々しくなる矯正治療をもっと身近に、負担の少ないものにしていきたいと思っているシグマの貞永でした。それではまた。
p.s.
https://www.sigma-kyousei.net/black-triangle/
こちらのページもご覧ください。
ローフリクション&ライトフォース
2023年10月5日
こんにちは!シグマ矯正歯科の貞永です。
今回はワイヤー矯正のお話です。
まずローフリクションブラケットとは矯正器具で歯に貼り付ける部分がシャッター式になっているデーモンブラケットのことです。
シャッター式は結ぶのが簡単だという理由で開発されたものであったにも関わらず、縛り付けないことによってワイヤーが滑って痛くない早く治るという良い副作用があったのです。
当時デーモンシステムではニッケルチタンワイヤーで形状記憶合金のワイヤーと組み合わされていました。
ニッケルチタンは持続的な力となるので、結果的には強力となってしまうので、シグマ矯正歯科ではゴムメタルワイヤーを使っています。
ゴムメタルは強すぎる無理な力がかかると変形して力を上手く逃がしてくれるので、ライトフォースワイヤーとして採用しております。
高価なワイヤーですがコストではなく、快適で安全な矯正を実現するためには必要不可欠な材料です。
シグマ矯正歯科ではデーモンブラケットとゴムメタルワイヤーの組み合わせで早く動く+痛みやダメージが少ない矯正治療を行なっております。それではまた。
p.s.
http://www.sigma-kyousei.net/painless/
こちらのページもご覧ください。
ベストなE-lineの話
2023年10月3日
E-lineとは横顔の鼻先と顎先の頂点を結んだ線に、上下の口唇の輪郭が重なると良いとされています!
昭和の時代の矯正は、なにがなんでも引っ込めれば良いという感じの治療が主流でした。
しかしながら、いまの令和の矯正は引っ込めすぎは老け顔になりやすいのでイーライン上にリップラインの頂点があると良いとされています。
受け口寄りの骨格の方や鼻が高い西洋人的な横顔の方は、イーラインよりリップラインが引っ込みすぎてしまう傾向にあります。
また下顎が後ろに引っ込んだタイプの方は前歯が引っ込んでもまだ突出して見えるので、矯正医もついつい過剰に引っ込めてしまう傾向があります。
歯並びが矯正の基準に合格するようにしてしまうと、かえって引っ込みすぎや、でっぱりすぎになってしまうケースも多くあります。
矯正のセファロ分析の結果のみを優先しすぎてしまうのは、横顔の美しさを損なうこともあるでしょう。
ですから、シグマ矯正歯科では患者さんの治療後を予測して良い頃合いのさじ加減で、矯正が終わった後のお顔が、
女性なら可愛くなる!
男性ならイケメンなる!
を付加価値として提供しております。
矯正治療をもっと身近で素敵な体験にしてもらいたいと思っている、シグマ矯正歯科の貞永でした。それではまた。
舌の位置の話
2023年10月3日
こんにちは!シグマ矯正歯科の貞永です。
舌の位置が上にくっついていると良い!!という話を聞いたことがある方もいらっしゃると思います。
舌が正しい位置にあることによって気道が確保され鼻呼吸がスムーズになり、歯牙接触症を防止し口唇閉鎖と共に歯列の安定化に役立ちます。
確かにそうなのですが、無理やり上にくっつけても逆効果な場合もあります。
姿勢が悪くストレートネックになっている方の場合は正しく舌の挙上ができないために、逆に歯牙接触症を発生させたり、舌を上にくっつける反動で下顎の歯や歯槽骨に押す力を加え、不正咬合の原因になってしまっている場合も多く見かけます。
では、どうすれば良いか?
舌を上に着けるという発想をやめていただいて、ストレートネックをやめて頸椎の正しい湾曲を確保してもらうことによって、上顎の口蓋部分を舌に近づけていただくイメージで習慣づけていただくと完全に正しい舌の位置になるでしょう。
そうすることにより、上下の顎が舌でコンタクトするので、歯のコンタクトで上下の顎を安定したさせる歯牙接触症を発生させずに、上下の奥歯がわずかに離れた位置(下顎安静位)を保てるのです。
シグマ矯正歯科では習慣性による不正咬合の原因からアプローチすることにより、早くても安定した正常咬合を作り、キープしていただくお手伝いをさせていただいております。それではまた。
歯軋り&食いしばりの話
2023年10月3日
こんにちは!シグマ矯正歯科 院長の貞永です。
睡眠時の歯軋りは、ご本人が自覚できないことが多く、睡眠が浅い時に起こりやすいです。
食いしばりは、起きている時間にも起こります。
- 寒い時
- 重いもの持った時
- ️悔しい時
- 猛ダッシュの時
などなど
一瞬食いしばるぐらいは全く問題ないのですが、何時間も軽く当てているのは良くないです!
この軽く当てている状態のことをTCH(歯牙接触癖)といい、これを寝ている時間以外に気をつけて、なくすことで寝てる時の歯軋り食いしばりがなくなります!
歯ぎしり食いしばりのない矯正歯科治療を目指すシグマ矯正歯科でございます。
いびきと舌小帯の話
2023年10月2日
僕と親しくしている先生が代々木にいらっしゃいますが、その先生の専門がいびき外来です。
いびきは深い眠りに入った時弛緩した筋肉で舌が気道を塞ぎ、いびきの音を出し、時には呼吸が止まってしまうという症状も出ます。
話は変わって舌の裏に運動制限をする舌小帯というスジがあります。
これが短すぎると発音障害や、下の歯茎の裏側を過剰に引っ張ってしまって、下の前歯の裏側の歯茎下がりの原因となります。
処置により短く切除するのですが、やり過ぎてしまうといびきや無呼吸症の原因となります。
なので必要ない程度の場合はやらなかったり、どうしても必要な場合のみ控えめに切除術を行うという頃合いが大事になってきます。
やった方がいいかどうかも含めてシグマ矯正歯科では無料初診カウンセリングで診察できますのでぜひご予約下さい。
口呼吸の話
2023年10月2日
口呼吸が歯列に良くない影響を与えるという話しを聞いたこともあるかもしれません。
昔は青っ鼻といっても、鼻水垂らして出たり入ったりしている子供を良く見かけました。最近はなぜか見かけませんw
青っ鼻のお子様たちは見事な鼻呼吸をしているが故に、垂れた鼻水が出たり入ったりしているのです。
鼻詰まりにより口呼吸の習慣が発生→鼻が詰まってなくても口呼吸→口輪筋が弱くなる→舌下垂&後退→TCHなど…
このように鼻が詰まってなくても口呼吸をすることにより鼻の水分が乾かず蓄積してしまうと鼻閉が起こりよけいに口呼吸になります。
その後は舌の位置や口の締まりに影響を与えてゆくゆくは、歯列不正の原因になることも考えられます。
鼻呼吸をしやすくするには姿勢に気をつけて、鼻が通っている時に空気が鼻を通過することに慣れるところから始めるといいでしょう。もちろん耳鼻咽喉科の診察と医師の指示のもとに治療にあたってください。
口呼吸で喉に菌などが感染して風邪などひきやすくなるのを防止するのはもちろんのこと、頭がすっきりして歯並びにもいいのでシグマ矯正歯科では鼻呼吸をおすすめしております。
矯正をできるだけ楽に治すだけでなく、早期に予防できれば一番良いことだと思っております。それではまた。
p.s.
鼻の役目は次の3つです!
- 匂いを知る(嗅覚)
- 脳のラジエーター(鼻には幾つもの鼻腔があり、その周りには静脈層が幾重にも入り組んで脳という人間のCPUを冷却しているので鼻が詰まるとボーッとする)
- 空気のフィルター
(ホコリやチリや菌などが体内に入るのを防いでいる)