矯正治療は美容?治療?の話
2023年11月9日
こんにちは!シグマ矯正歯科の貞永です。
一般的には、矯正治療を始める動機が見た目の良さを優先したい方は美容目的で、噛み合わせや顎関節の不調などの口腔機能の改善を優先したい方は治療目的とされています。
始める目的が美容であっても、噛めない歯列にしてしまってはいけないのと同じように、
始める目的が口腔機能であっても、機能美という視点からも良くしなければいけないと考えています。
口腔機能を失うような矯正をする先生はいないと思いますが、原因不明の不定愁訴(めまいや不安など噛み合わせの変化由来のもの)を発症することが稀にございます。
見た目ではわかりにくいので、その不定愁訴の症状について矯正の先生にもわかってもらえないし、会社や学校や家庭でも理解してもらえないのです。
私はこのような矯正治療の後遺症というのがあるのを、大学病院の歯科矯正学にて研修医をさせていただいていた頃に認知して、それを起こさない矯正治療を出来るように勉強しました。
もし矯正の後遺症が自分の矯正歯科医院で発生しても治せるように、
そして自院では矯正の後遺症を発生させない矯正治療を行うことができるようになったので、シグマ矯正歯科を26年前に開業いたしました。
他院で発生した矯正の後の不定愁訴のセカンドオピニオンをすることがありますが、ご希望されればその方と矯正治療を行った先生の了解を得て処置を行っております。
不定愁訴に対しての具体的な治療方法とは、顎関節や頭頸部へのテーピングやローラーやリダクターという治療器具でそっと撫でるように治癒します。
不定愁訴が落ち着いたら歯並びをその方が許容できる範囲内に矯正することをします。
これは他院で矯正されて、不定愁訴だけシグマ矯正歯科で治す場合です。
シグマ矯正歯科では不定愁訴などの矯正の後遺症が起こる前に気づいて対処するのでご安心ください。
治療方針や治療方法も不具合が起こらないやり方を徹底しています。
矯正は美容?治療?わたくしの答えは治療です!
歯並びの矯正を安全に終わらせるだけでなく口腔機能の改善も行っているシグマ矯正歯科の貞永です。
それではまた。