口呼吸の話
2023年10月2日
口呼吸が歯列に良くない影響を与えるという話しを聞いたこともあるかもしれません。
昔は青っ鼻といっても、鼻水垂らして出たり入ったりしている子供を良く見かけました。最近はなぜか見かけませんw
青っ鼻のお子様たちは見事な鼻呼吸をしているが故に、垂れた鼻水が出たり入ったりしているのです。
鼻詰まりにより口呼吸の習慣が発生→鼻が詰まってなくても口呼吸→口輪筋が弱くなる→舌下垂&後退→TCHなど…
このように鼻が詰まってなくても口呼吸をすることにより鼻の水分が乾かず蓄積してしまうと鼻閉が起こりよけいに口呼吸になります。
その後は舌の位置や口の締まりに影響を与えてゆくゆくは、歯列不正の原因になることも考えられます。
鼻呼吸をしやすくするには姿勢に気をつけて、鼻が通っている時に空気が鼻を通過することに慣れるところから始めるといいでしょう。もちろん耳鼻咽喉科の診察と医師の指示のもとに治療にあたってください。
口呼吸で喉に菌などが感染して風邪などひきやすくなるのを防止するのはもちろんのこと、頭がすっきりして歯並びにもいいのでシグマ矯正歯科では鼻呼吸をおすすめしております。
矯正をできるだけ楽に治すだけでなく、早期に予防できれば一番良いことだと思っております。それではまた。
p.s.
鼻の役目は次の3つです!
- 匂いを知る(嗅覚)
- 脳のラジエーター(鼻には幾つもの鼻腔があり、その周りには静脈層が幾重にも入り組んで脳という人間のCPUを冷却しているので鼻が詰まるとボーッとする)
- 空気のフィルター
(ホコリやチリや菌などが体内に入るのを防いでいる)