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下顎安静位(上下の奥歯がカチッと触れたところからわずかに離れている位置)の話

2023年10月10日

こんにちは!
シグマ矯正歯科の貞永です。
下顎安静位とは、TCH(歯牙接触症)のところでちらっと出てきた歯科用語です。


普段から下顎安静位になっているかなとか、意識することなどないのが普通だと思いますが、TCHによって歯や歯肉や顎の骨、顎関節などに症状がある時にはこの下顎安静位を意識して保つことが必要になってまいります。

 

具体的には

  1. 上下の奥歯をあえてカチッと当てた状態からストレートネックで首より頭が前に位置しているのを直すように首を引く。
  2. 上顎の口蓋部分が舌の表面に近づいて軽く触れているところで首の位置をキープする。
  3. 先ほど上下の奥歯をカチッと触れていたにもかかわらず、舌が上下の顎を支え始めると奥歯が触れているのが自然に離れて下顎安静位になる。

 

これを起きている時に1時間に1回、10秒ほどで良いので連続3日間やってみてください。

起きている時だけでなく寝ている時も、食いしばりや、歯ぎしりなども改善されます。

こうして一度、習慣化されてしまえば意識しなくてもTCH状態から解放され下顎安静位を取り戻すことができます。

間違っても舌を上につければ良いと誤解しないでください!

舌が上下の歯と顎をしえるように首のバランスから整うというプロセスを大切にしていただきたいです。

 

そうしないと歯に跡がくっきり付くほど吸って口腔内を陰圧にして舌をくっつけようとする間違いが起こります。

この吸啜が起こると噛んでないのにTCHと同じ症状が発生してしまうのです。

吸啜癖がついてしまったら、意識して舌の跡が消えるまでで良いので口唇をわずかに開けて陰圧を逃してください。

吸啜癖がなくなったら再度1.2.3.の手順で下顎安静位を取り戻せばTCHは治ります。

矯正期間は治療期間の短縮するために、保定期間は後戻りからお守りするために下顎安静位という概念を伝えていきます。

短期間で、安く、楽に治って、後戻りのない矯正を提供したいシグマ矯正歯科の貞永です。それではまた。

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