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舌の位置は頸椎から治す?の話

2024年12月13日

こんにちは、シグマ矯正歯科の貞永です。

早いものでクリスマスソングを耳にすると、今年も終わり新しい年を迎えるのだなぁと感じます。

 

先月、とても有意義なマウストレーニングのセミナーをやってくださった著書も出されている方と過ごす時間があり、とてもパワフルな刺激を受けました。
その方からいただいたパワフルなエネルギーに私は反応したので、今日は舌の位置を正すためにどうしたら良いかという切り口でお話ししたいと思っております。

 

舌の位置が、上にくっついていると良い!というのをご存知で実践しておられる方を時々お見かけします。

とても良いことなのですが、少し補足させてください。

 

以前、下顎安静位のお話と歯牙接触症のお話でも触れましたが、今日は少し角度を変えて、舌の位置を正すにはどうしたらいいか?を伝えさせてください。

 

まず、舌を上に挙げるという行為をしてみてください。
すると、舌先だけが口蓋に付き、奥の方は離れていて、舌の裏が浮いて下の歯から離れてしまっています。
または、口の中を陰圧にして歯と舌がベタっと貼り付くように食い込んで、頬粘膜も歯の外側の面に食い込み歯牙接触状態にあるかもしれません。

 

骨格や歯並びによっては、舌の裏側が下顎の前歯の歯肉や歯に、強く当たってしまっている方などもお見かけします。

どうしてMFT(マウストレーニング)をしても、舌は上手に上に挙がってくれないのでしょうか?と私自身は過去に考えました。

 

そして、実は首が前に出てしまうストレートネックや、スマホ首と呼ばれる状態のままでは、舌は上につくことはない!ということに気づきました。

追加でその後には、舌を上に挙がる力はあっても、その力は必要なのか?と疑問に思うようにもなりました。

定義や概念で、舌が上に付いていると状態を仮定すると、どうしてもゴールに辿り着かないスタートを切ることになってしまったのです。

 

では、ストレートネックを正して舌に上顎が近づいてくるという発想をしてみました。

この概念を伝えて患者さんに実践してもらうと、多くの方が舌挙上だけでなく、歯牙接触症や口呼吸の改善にも役立ったのです。

こうして私の臨床における舌の位置を正すという課題はストレートネックを正すという視点から解決したのです。

 

これからも、後戻りのない、体の機能を良くして、それと調和した矯正治療をすることで患者さんの矯正に付加価値を感じていただける矯正歯科医でありたいと思っております。それではまた。

 

p.s.こちらは過去のブログで関係がある記事となっております。ぜひご覧ください。

https://www.sigma-kyousei.net/blogs/archives/62

https://www.sigma-kyousei.net/blogs/archives/94

https://www.sigma-kyousei.net/blogs/archives/97

https://www.sigma-kyousei.net/blogs/archives/106

https://www.sigma-kyousei.net/blogs/archives/165

https://www.sigma-kyousei.net/blogs/archives/264

 

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