診療用枕で噛み合わせをしっかり確認している話
2024年11月26日
こんにちは、シグマ矯正歯科の貞永です。
今日は噛む位置と体勢のお話です。
美容院や歯科医院などヘッドレストを用いた施術の場合、首が痛くなる方もおられるかもしれません。
矯正歯科医院では首に負担がかかるだけではなく、噛み合わせの位置が患者さんの体勢によって起きた時と寝た時では違ってしまいます。
寝たままご飯を食べることはないので起きた体勢でよく噛めるようにしていくことが大事だといえます。
シグマ矯正歯科では、診療チェアのヘッドレストに直接寝てもらうのではなく、歯科用に開発された、顎の位置が正しくなり、そして首に負担がかからない診療用の枕を使っていただいております。
20年以上前のシグマ矯正歯科の初期には足底板を設置して、腰と首にウォータピローを置いることにより、起きた体勢での噛む位置の再現をしてました。
今は簡易的ではありますが、ほぼ同等の効果で起きた姿勢の顎の位置を再現することができる診療台用枕を使っていただいております。
シグマ矯正歯科では良い歯列に合わせて、ワイヤー矯正などと同時にマウストレーニングで舌や唇の使い方も良くしています。
そのためにも診察中の噛む位置と実際の噛む位置も合わせる工夫をしております。
このような考え方や、やり方がもっと広まって全ての患者さんが安全で確かな矯正歯科治療を受けられることを望んで今日も診療をしてます。それではまた!